息も絶えだけになりながら振り返ると、玉の窪小屋の青い屋根、木曽前岳、牙岩、麦草岳まで一望でき、その間に御嶽山という、贅沢な風景が広がります。

玉の窪カールの急登を登り、9合目に辿り着くと、中岳、宝剣岳、そして三の沢岳までの絶景が突然目に入ってきます。

この景色を見ると、もうここが頂上でいいかと毎度思います。
*実際にここで帰ったこともあります。(まあ、時間で切っていたということもありますが)

そして、玉の窪小屋から見ると木曽駒ヶ岳、最後の急登がまた絵になります。
絵になりますが、ここからさらに登ると思うだけで、心が折れそうになります。

この最後の急登は、情けないですが息も絶えだえ状態で少し登っては休み、ゆっくりとしか登れません。(体力のなさを痛感させられます)

疲れ切って足元を見ると、ヒメウスユキソウが癒してくれます。

が、数歩進むとすぐにヨレヨレ状態に戻ります。
今度は上を向くと・・・まだ先が見えません・・・・が、中央アルプスの稜線の向こうに空木岳も見えて来ました。

そして、木曽前岳と麦草岳の間の御嶽山の位置が、二つの山の上へ変わっています。

すでに足はパンパンで、息も絶えだけではありますが、それらの景色は、確実に高度が上がっていることを教えてくれます。

きっと後少し、少し歩いては振り返り、振り返るたびに、絶景が少しづつ下に見えるようになります。

頂上木曽小屋を過ぎると、後少しです。
頂上を見上げると、やっと人が小さく見えるようになります。

頂上の手前で息を整えながら振り返ると、中央アルプスの稜線が一望できました。

そして、木曽駒ヶ岳登頂です。
それと同時に、静かだった山は一気に人が増え、毎度お馴染みの頂上看板の記念撮影の行列ができ賑わっています。
この日は、この後テン場の確認と中岳に行こうと考えていましたが・・・続く
































































